
こんにちは!長野市にあります、わかまつ呼吸器内科クリニック院長の若松です。
皆様、ゴールデンウィーク並みに長期のお休みが取れたシルバーウィークはいかがお過ごしだったでしょうか。
私は、この期間を活用し台場にて9月20日〜21日の二日間、ぴっちり画像診断のセミナーを受けてきました。
神奈川県立がんセンターの先生方を中心に、多彩な講師陣が入れ替わり立ち替わり様々な講義をしてくれるとても贅沢なセミナーです。
胸部X線と胸部CTを中心に、様々な症例の画像を使用しながら基礎から応用まで勉強することができました。
夜も夕食を取りながら症例検討があり、さすがにグッタリしましたが、とても得るものがありました。
分かっているつもりでも盲点があったり読み違いがあったりと、画像読影の奥深さを再認識することができました。
画像診断は判断間違いをすると、患者さんにとてもご迷惑をお掛けしてしまいます。今までも間違いのないように十分注意して読影してきたつもりですが、今回勉強してきた内容を活かし、さらに正確な読影ができるように努めて参ります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
先日、高齢者でもCPAP療法は有効という論文が発表されていました。
70歳以上の方々をCPAP療法使用群と未使用群で分けて、様々な指標を評価するという研究です。
なんと、睡眠関連症状、不安症状、うつ症状、神経認知テストのいずれも、
CPAP使用群で大きな改善を認めていました。
今まで、CPAP療法の高齢者における明確なデータというものはなかったため、とても勇気づけられるデータでした。
当院にも何人も70歳以上でCPAP療法を頑張っていらっしゃる患者さんがいますが、治療を始めさせて頂き、眠気の改善を認めたりお元気になられたりと、効果を実感する方を何人も経験していました。
高齢の方の場合、なかなか機械をうまく使用できなかったり、ご家族の支援が必要だったり、他の方とは異なる難しさはあるのですが、CPAP療法が必要な方々のお役に立てるようクリニックみんなで頑張らせて頂きます。
今後もご支援のほどをどうぞよろしくお願い申し上げます。