院長ブログ

体の求めるままに行動しては健康を損ねてしまう!

2018年04月23日│院長│診療日記

体の求めるままに行動しては健康を損ねてしまう! 

 

「ストレスで食べて太ってしまった!」 

という事態は多くの方が経験していると思います。 

 

脂質異常症や糖尿病など体重に関連する疾患は多くあり、体重管理がとても大切な事は皆さんご存知です。 

それでも食べてしまうのは、強力に誘導する力がかかっているからです。 

 

その1つがホルモンにある事が報告されていました。 

ホルモンというのは、血液などを介して体中を回り様々な部位に影響を与える物質です。有名なものにインスリンがありますね。 

どうやら夜には、空腹を感じさせるホルモンが増え、満腹を感じさせるホルモンが減るそうです。そして日中のストレスによってこの傾向は強まるそうです。 

困った話ですね。 

 

なぜこのような事が起きるのでしょう。ここからは私の想像ですが、大昔の人類にとってストレスとは飢餓に直接結びつく状態だったのでしょう。そのためストレスが生じたときはできるだけ体内へ栄養を蓄え、長期間のストレス状態に備えたのではないかと思います。しかし現在の日本人はストレスと栄養状態は全く別の次元になっています。ストレスを感じても食べるものは潤沢にあります。 

 

このような状態において体の求めるまま食べてしまっては、逆に体を壊してしまいます。状況を理性で把握して対応するしかないのでしょうね。 

 

有効な対策の1つとしては、高カロリーで直ぐに食べられるようなものを家に置かない事が挙げられるでしょう。目の前に美味しそうな物があれば我慢するのは厳しいですよね。 

 

皆さんもストレスと食事に何とか折り合いを付けて健康を守ってゆきましょう! 

 

治療1回5000万円!?

2018年04月18日│院長│診療日記

治療1回5000万円!? 

 

先日、衝撃的な記事を読みました。 

なんと、1回の治療に5000万円かかる治療が出てきたというのです。 

 

 

血液の中の細胞の1つであるT細胞を取り出してきて、癌細胞を認識できるようにして再び体内へ戻す治療です。 

体に戻されたT細胞は、癌細胞を見つけては攻撃してくれます。 

 

この治療はB細胞性急性リンパ芽球性白血病や大細胞型B細胞リンパ腫に有効性が認められたそうです。 

いよいよ全く新しい医療の時代が始まったと実感させるニュースでした。 

 

しかしそうは言ってもとんでもない費用です。 

今までの我々が慣れ親しんできた化学合成された薬ではなく、細胞やウイルスを操作して行う全く新しい治療であり、そのノウハウの確立や製造には今までの常識を越えたコストがかかるのでしょう。 

 

 

これはアメリカの話ですので日本でこの治療が受けられるわけではありません。 

(くれぐれも現在の日本で自費診療として行われているよく分からない免疫療法と一緒にしないで下さいね) 

 

 

日本でも、肝炎や癌の治療薬が非常に高額であり、これを全て保険診療で賄ったら国が潰れてしまうという議論が起こった事は記憶に新しいところです。 

今までの日本は、皆保険のおかげで誰でも世界最先端の治療を受けることができました。しかもこれからますます医療は進歩し、検査や治療費は高騰してゆくでしょう。移植治療がもっと発展してくると、億を超える治療費となるのは間違いありません。 

 

 

これからは受けられる検査・治療に制限がかかり、それ以上の医療を受けたい人は自分で費用負担する時代になるのでしょう。 

いろいろと考えさせられるニュースだったので報告させていただきました。 

 

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