院長ブログ

血糖値スパイクって? その2

2017年09月02日│院長│診療日記

今回も血糖値スパイクについて記載してみたいと思います。 どうやら10月8日にもNHKスペシャルで大々的に放送するようですね。

 

血糖値の過度な変動(血糖値スパイク)が血管壁を障害し、動脈硬化の原因になるというものです。NHKスペシャルでは、さらにこの血糖値スパイクが認知症やがんのリスクを高めることになると指摘するようです。 なんだかとんでもない病態がクローズアップされて不安になってしまいますね。

しかし、この病態は何もここ最近見つかったものではなく、以前から「隠れ糖尿病」と言われ、糖尿病の前段階と言われていたものです。ただし今ほど動脈硬化への影響が指摘されていなかったので、糖尿病の前段階と言われ気をつけましょうと指導されるのみだったわけです。

今後、この血糖値スパイクがどのように理解され対策が行われてゆくかはまだ未知数な所がありますが、血糖値スパイクを見つけて早めに対策することはとても良いことだと思います。 また血糖値の動きを自分自身で把握することは、生活を見直すことに直結します。どんなものを食べれば血糖値が上がるのか、食べる順番を変えたらどうなるのか、ゆっくり食べればどうなるのか、運動をするとどうなるのか、とても興味深いですね。その結果を基に改善すれば良いコントロールができるでしょう。

ただ血糖値は今まで毎回針を刺して血を出して測定する必要があり、とても自分自身でできるものではありませんでしたが、最近は簡便な方法が出てきています。簡単に説明すると、500円くらいの機械を腕に装着します。 この装置は小さな針が出ていて15分ごとに血糖測定をしてくれます。

実は今自分で試しているのですが、ちょっと違和感はありますが痛くもなんともありません。2週間連続的に測定して結果を出してくれるものです。

 

どんな結果が出るか自分でもドキドキしています。自分がやってみて満足できる内容であれば、皆さんへもご紹介したいと思います。 ここまでお読み頂きありがとうございました。

血糖値スパイクって?

2017年08月25日│院長│診療日記

最近、血糖値の動きについて報道されることが多くなりました。

通常は食事の後でも、血糖値の変動の幅は限られていますが、変動の幅が異常に大きいと血管壁に傷が付いて動脈硬化が促進されることが分かっています(血糖値スパイクと呼ばれています)。

どうやらNHKスペシャルで報道されたようですね、何人かの患者さんから質問を受けました。

通常は食事によって血糖値は上昇しますが、一定の数値以上にはならず、数時間で通常値に戻ってゆきます。

しかし、この血糖値が基準値(140mg/dl)を超えてしまうことを血糖値スパイクと言います。

そうすると人間が生きてゆくために必要なエネルギーである血糖が、血管壁を傷つけてしまうという状態が生じるのです。

またその後は逆に急激に血糖値が下がるため(下がりすぎるため)、低血糖の症状が現れてしまう方もいます(ボーッとする、だるい、眠い、イライラする、強い空腹感など)。

また注意が必要なのは、この病態は通常の健診の検査では確認できません。普通は空腹時に採血や尿検査を行いますから、血糖値スパイクを確認できません。

また糖尿病の指標で有名なHbA1cという検査でも引っかかりません

なんだか調子悪いけど検査では異常ないと言われた・・なんてことになるわけです。

きちんと調べるには、「経口ブドウ糖負荷試験」というやや面倒な検査を受けなければいけません。病院で数時間を要する検査です。

この血糖値の問題に関しては、低糖質ダイエットなども含め最近トピックになっている話題です。もう少し回数を重ねて説明をさせて頂こうと思います。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

 

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あまい話には裏がありますよ

2017年08月16日│院長│診療日記

こんにちは、長野市にありますわかまつ呼吸器内科クリニック院長の若松です。

 

今は便利な時代で、様々な医療情報をネットで収集することができます。
中には医師の情報サイトがあり、私も登録し時折チェックしています。
その中にとても気になった記事があったのでご報告します。

 

「ネットの健康食品から違法のやせ薬とフェノールフタレイン検出」

 

これは大阪府が、健康食品安全対策事業の一環として、健康食品を買い上げて調査してくれているのですが、その中に危険な成分が含まれており公表になったそうです。
http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=28074#

 

 

恐らくこの商品を売っているサイトでは、すごく魅力的な事が書かれているのでしょう。それを見て何とか痩せたいと希望する方が購入し、飲んでみたら健康を害してしまうという恐ろしい結末が待っているのです。
まだこの商品は害が分かったから良かったものの、その他の製品でも同じようなことがあるかもしれません。世の中に氾濫する全ての商品を検査することは不可能です。
さらに、飲んでいて体調が悪くなっても、飲んでいる健康食品が原因と分からない場合もあります。健康食品の健康被害はいろいろな形で現れるため、医師でも全てを発見できるわけではありません。
私が拝見した患者さんの中でも、何人も健康食品で健康被害に遭っている方を見ています。気付けなかった方もいるかも知れません。

 

健康食品の全てを否定する気はありませんが(私も健康に良いと言われるヨーグルトを頑張って食べたりしています)、中にはあまい話で誘っておいて飛びつくと大変な目に遭うものがあるということは知っておいて下さい。
こと健康に関わる話題では“あまい話には裏がある“と思って頂くのが良いと思います。

 

これからも、皆様のお役に立つ情報を発信してゆきたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

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睡眠学会へ参加してきました!

2017年07月22日│院長│診療日記

こんにちは!長野市にあります、わかまつ呼吸器内科クリニック院長の若松です。

6月下旬に日本睡眠学会の学術集会にスタッフ達と一緒に参加させて頂きました。

今年は横浜で開催されました。

睡眠学会 横浜③

 

睡眠学会 横浜②

 

当院は睡眠学会の認定施設となっていますので、最新の知識を取り入れて臨床に生かすべくセミナーなどへは積極的に参加するようにしています。

本年も私、荒井先生、技師5名の総勢7名で参加致しました。

各自それぞれ興味のあるセッションに参加し、いろいろと学べたようです。

写真 2017-07-22 17 48 45

 

私も幾つかの睡眠障害のセッションに参加し知識を新たにさせて頂きました。また新しい医療機器を見学し、医療機器の進歩も実感してきました。

 

どの分野も同じですが、この睡眠領域も凄い勢いで進歩しています。

当院のような小さな医療機関では全てを取り入れる事は不可能ですが、当院として患者さんへ何を提供できるかしっかり吟味してゆきます。

そして長野の睡眠医療に少しでもお役に立つ事ができるようスタッフ一同精進してゆきたいと決意を新たに致しました。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

睡眠学会 横浜① 睡眠学会 横浜⑤

 

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障害をお持ちの方から学ばせて頂きました。

2017年05月30日│院長│診療日記

こんにちは!長野市にあります、わかまつ呼吸器内科クリニック院長の若松です。

 

先日、障害をお持ちの方と一緒に行動させて頂く機会がありました。

その方は病気により、視力が弱く半身が不自由のため車椅子で移動されています。町中を移動される時にご一緒させて頂いたのですが、とても驚く事の連続でした。

 

電車に乗ろうとすれば駅への移動が必要になりますが、駅は平地には建っていません。車椅子の方はエレベーターを探さなければいけません。またエレベーターに乗るにも目が不自由であればボタンを押すことも一苦労です。切符を買うことも一人ではできません。

コンビニで買い物をしたくても、バリアフリーのお店にも関わらずちょっとした段差のために車椅子が上がらない事もありました。

今まで障害をお持ちの方の生活を、それほど深く考えたこともなかったので衝撃でした。

 

自分自身が健康で何不自由なく生活しているために、今の環境に何の疑問も持たずのほほんと生活してきました。大いに反省させられまた勉強させていただいた経験でした。

自分の貧弱な想像力では、まだまだ思いもよらない世界があるのです。

これからもアンテナを高くし、いろいろな世界から学んでゆこうと気持ちを新たにさせて頂きました。

 

 
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これからも研鑽を積んで参ります。

2017年04月30日│院長│診療日記

こんにちは!長野市にあります、わかまつ呼吸器内科クリニック院長の若松です。

ご存知の方も多いかと思いますが、4月中旬に私が体調を崩してしまい休診とせざるを得ず、多くの患者さんにご迷惑をお掛けしてしまいました。

せっかく来て下さったのに診療できず誠に申し訳ありませんでした。

この場をお借りして改めてお詫び申し上げます。

 

その後、何人かの患者さんに「先生も風邪を引くのですね」と言われましたが、正直なところ結構な頻度で風邪をひいています。かなり神経質に予防はしているのですが、完全な予防は難しいですね。

特に今回は症状が長引いてしまい苦労しました。こんな時に健康のありがたみを痛いほど実感します。健康とは本当にありがたいと身にしみました。

 

開業医の仕事として、困っている患者さんが早く良くなるようにお手伝いすることがありますが、もう一方で病気にならないよう予防のお手伝いをする事も大事な仕事です。

当院に受診して下さった方が苦しまずに済むように、当院にできるお手伝いは何か、どうすればもっと良い方法があるか、これからもっと勉強し研鑽を積んでゆきたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 
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スギ花粉症に対する舌下免疫療法について

2017年03月15日│院長│診療日記

こんにちは!長野市にあります、わかまつ呼吸器内科クリニック院長の若松です。

いよいよスギ花粉症の時期がやって参りました。

最近はインフルエンザの患者さんより花粉症の患者さんが増えてきた印象です。

 

 

当院は舌下免疫療法を取り入れているため、花粉症のシーズンになると舌下免疫療法によってどれだけ患者さんの症状が改善するかが気になります。

 

舌下免疫療法とは、スギ花粉を精製したエキスを毎日口の中に入れて、スギ花粉に体を慣らしてしまう治療です。一般的な花粉症の治療は抗アレルギー剤を使用してアレルギー症状を軽快させるのですが、舌下免疫療法はアレルギーそのものを起こしにくくする画期的な方法です。

詳細をお知りになりたい方は当院ホームページの特設ページをご覧下さい。

 

 

先日、舌下免疫療法の薬剤を販売されているメーカーの方より、先駆的にこの治療を行われている施設の治療成績の資料を提供して頂きました。

この治療は始まってまだ2年ほど経過した段階ですが、楽になっていると判断している患者さんが半数ほどいるようです。また症状をほとんど認めなくなっている患者さんが25%ほどもいるようです。

舌下免疫療法を始めた方々は、もともと花粉症で大変お困りになっていた方のはずですから、この結果は大変心強いものでした。

 

 

これから花粉症の本格的なシーズンに突入しますが、とても苦労してしまい何とかしたいとご希望なさる方はご相談下さい。

(この治療は花粉症のシーズンに開始することはできないため、当院は6月から開始する予定です。)

 

一般的な花粉症の治療も行っていますので、お困りの方はご相談下さい。

私も花粉症持ちのためしっかり準備したいと思います。

それでは皆様、予防もしっかり行い頑張って乗り切りましょう。

 

 

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花粉症シーズンイン

2017年02月07日│院長│診療日記

なんと1月31日に、東京都、神奈川、千葉、茨城、大分、宮城の各県で花粉症シーズンに入ったと発表がありました。
まだまだ外は寒くて雪に怯えインフルエンザが流行している現状では考えられないことですが、温かい地域では確実に季節が動いているようです。
患者さんの中でも、何だが鼻や目がちょっと変だとおっしゃる方がいたので、敏感な方々は花粉の動きを察知しているのかもしれませんね。

 

 

今年のスギ花粉量は、甲信地方は前年の約70%で例年よりやや少ないと予想されています。少しホッとする情報ですね(全国的には、東日本では少なく、西日本でやや多いと予想されています)。
スギ花粉症でお悩みになる方は、早ければ2月中旬には投薬を検討された方が良さそうです。

 

 

私も花粉症で苦労するので、早めの対応を考えたいと思います。
ご心配の方は一緒に治療を考えてゆきましょう。

 

 

 

 
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本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2017年01月10日│院長│診療日記

こんにちは!長野市にあります、わかまつ呼吸器内科クリニック院長の若松です。

 

当院は昨年末の12月31日に当番医をさせて頂きました。
大晦日にどのくらいの患者さんが来院されるか予想も付きませんでしたが、
なんと100人以上の患者さんが来院されました。
しかも、ほとんどがインフルエンザの患者さんでした。
熱のある方を片っ端から検査させて頂き、そのほとんどが陽性となりました。
インフルエンザ恐るべしです。

 
やはり年末年始は人の移動が多くなるため、感染の機会も増えるのでしょうね。
出不精の私はこういう時は便利です。

 
連休明けになると、今度は連休中に頑張りすぎて体調を崩した方が増えます。
特に主婦の方が多いですね。きっとご家族のために美味しい料理を作り、集まった家族のお世話で疲れ切ってしまうのでしょう。本当にご苦労様です。
ただし体調を崩しては元も子もありませんので、今年大変だった方は来年には何らかの工夫をなさって下さいね。

 

 

さて、いよいよ2017年が始まりました。
まだまだ問題山積の当院ですが、スタッフ達と共にさらに良い医療を提供できるよう気持ちを新たに取り組んでゆきたいと思います。
いろいろ至らないところも多々あると存じますが、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

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乾燥に注意して風邪を予防しましょう!

2016年12月27日│院長│診療日記

こんにちは!長野市にあります、わかまつ呼吸器内科クリニック院長の若松です。
いよいよ年の瀬ですね。

 
世の中はこの年の締めくくりに大忙しになるかと思いますが、医療機関はインフルエンザや感染性胃腸炎で大忙しになります。
寒さと乾燥がウイルスの繁殖には好都合になり、また我々の体は免疫力が低下しやすいため、この時期は最も感染症の患者さんが増えてきます。

 
この時期は、栄養、睡眠、運動などに気を配り健康を守ってゆかなければいけませんが、私から皆さんへご注意頂きたいのが湿度です。

 
ただでさえ外気は乾燥しています。さらに加湿を行わず暖房を入れると湿度はさらに低下します。他の季節ではなんともない方が、この季節になると鼻・喉・気管・皮膚のトラブルを訴えられるのも乾燥が原因だったりします。
鼻や喉の粘膜には線毛といって、体内に入ってきた異物(ウイルスなど)を掻き出してくれる作用がありますが、乾燥がひどいとこの働きが低下すると言われています。また粘膜そのものも乾燥がひどいと障害を受けます。
要するに冬期は風邪を引きやすい要因が沢山揃っているのです。

 
このうち、湿度に気をつけるだけでもだいぶ風邪の予防になると思います。
手っ取り早く効果があるのはマスクですね。ホコリを吸わないようにする作用もありますが、乾燥した空気を直接吸わなくて良い様にする効果もあります。

定期的にうがいをしたり、のど飴やガムをかむのも予防になります。

 
しかし、最も良いのは湿度そのものを上げてしまえば良いのです。部屋に洗濯物を干しておく、加湿器を用意するなどの方法が考えられます。寝ている部屋がカラカラの空気では喉をやられてしまいます。皆さんも何らかの対策をご検討頂くことをお勧めします。

 

当院は睡眠時無呼吸症候群治療のためCPAPを沢山使用していますが、この時期は患者さんにできるだけ加湿器を装着して頂くようお話ししています(今のCPAP機器は加湿器もとても優秀です)。

 
皆さんも湿度に十分注意し風邪を予防して元気にこの冬場をお過ごし下さい。

 

 

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