院長ブログ

睡眠負債を溜めないようにしましょう

2019年03月27日│わかまつ呼吸器内科クリニック院長│診療日記

睡眠負債を溜めないようにしましょう 

 

「睡眠負債」という言葉は正式な医学用語ではありませんが、

非常に分かりやすい言葉であり認知もされているので、私も診療中によく使います。 

 

 

これは身体が本来必要としている睡眠時間や質が確保できていないと、

その寝不足状態が借金のように溜まってゆくという事です。

 

 

そしてその負債は眠気だけではなく身体に様々な問題を生じさせることが分かってきています。 

 

 

今回Forbesで取り上げられたアメリカの研究では、

睡眠不足の状態はインスリン抵抗性(インスリンの効きが悪くなり糖尿病になりやすくなる)をもたらし、

仮に睡眠負債を解消するために週末にしっかり寝ても、

やはりインスリン抵抗性は持続してしまっていることが報告されています 

 

 

睡眠は脳や身体を正常に保つために必須な行為であり、

やはりそこを削ってしまうと何らかの問題生じてしまうということですね。

 

 

きっと今回のインスリン抵抗性以外にも、脳や身体の機能に知らず知らずに問題を生じさせているのでしょう 。

 

私も平日は睡眠時間が短くなってしまうので反省しました。 

 

 

 

必要睡眠時間は人それぞれと言いますが、

一般的には最低7時間と言われています。

基本的に休日に寝だめをする人は睡眠不足と言われています。 

 

 

自分自身が日中に最高のパフォーマンスを発揮するために、

そして健康を維持するために、

睡眠を削る事は止めなければいけませんね。 

 

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。 

 

氾濫する情報には注意しましょう!

2019年03月05日│わかまつ呼吸器内科クリニック院長│診療日記

氾濫する情報には注意しましょう! 

 

最近、腸内細菌の話題がとても多いですね。 

 

ガン、認知症、うつ病、炎症性腸疾患などなど・・。

いろいろな問題と腸内細菌の関連が示唆されています。 

 

確かに我々の身体は決して無菌ではなく、特に口腔内から腸管内は多くの細菌が同居しています。

そして身体はその力も利用しています。

要するに共存共栄の関係ですね。

当然ながらその細菌のバランスと我々の健康状態には密接な関係があるのでしょう。

現在はその関係を徐々に解明している段階と言えます。 

 

 

腸内細菌を調べれば病気まで分かるという最近の情報は、やや先走りすぎの印象を持っています。

 

以前に腸内細菌の専門の先生の講演を聴く機会がありましたが、

まだ腸内細菌は個人差がとても大きく一定の結論を導き出すのは難しいと言っていました。

 

少し話が飛びますが遺伝子検査も同じ状態と思います。

 

遺伝子検査にて将来の病気が分かるといった検査が脚光を浴びたことがありますが、

遺伝子の専門家からまだ信頼性は乏しいと結論づけられています

(ガンの治療方針を決める遺伝子検査は別物ですので混同しないようにして下さい)。 

 

 

腸内細菌にせよ遺伝子検査にせよ新しい時代の到来ではありますが、

まだきちんとした知見と対策は見つかっていません。

 

これからますます進化しいずれ当たり前のようになるしょうがもうちょっと先の話です。 

 

いろいろな情報が飛び交う時代ですが、

このブログを読まれた方は氾濫する情報に振り回されず、

本当に体に良いと分かっていること

(食事は腹八分目、野菜や魚をしっかり摂取する、運動を定期的に行う、など)

を実践していただきたいと思います。 

 

 

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。

 

皆様の健康管理に少しでもお役に立てば幸いです。 

 

Copyright 2013 長野県長野市のわかまつ呼吸器内科クリニック All rights reserved.