新型コロナワクチン接種に関しての注意点と具体的な接種方法

新型コロナワクチン接種に関しての注意点と具体的な接種方法

いよいよと言うよりやっとという感じですが、

新型コロナワクチンの接種が始まりました。

ご存知の通り、国の方針としてまず

65歳以上の方々を優先して接種する事になっています。

 

 

今回はこのワクチンの具体的な接種方法とその後の対応についてご説明します。

 

皆さんもご存知の通り、このワクチンは筋肉注射です。

基本的に利き腕と反対の肩に接種します。

肩を出して腕をだらりと下げて待っているとすぐに終わってしまいます。

ワクチン接種の日は肩をすぐに出せる服装で来院して下さい。

打ったあとは揉まずにソッとしておいて下さい。

私も1回目の接種を受けてきましたが、

接種した時は「こんなものか」という程度でした。

ほとんど痛みも感じませんでした

(一緒に受けたスタッフは少し痛かったという人もいたので個人差はあるかもしれませんが)。

 

 

接種後は院内で15分間指定された場所で待機して頂きます。

何か体調に変化があればスタッフにお声がけ下さい。

なお当院が必要と判断した方は30分間待機して頂きますのでご承知下さい。

 

ちなみに接種当日の入浴は可能です。

運動は控えて下さい(接種後数日は止めておいた方が無難です)。

飲酒も控えた方が無難です。

 

やれやれとお帰りになってしばらくすると

少しずつ肩が痛くなってきます。

これも個人差があるので絶対ではないですが、

早い人で当日中に、遅くても翌日には肩の痛みがあり

腕を動かすのが辛くなります。これは2〜3日ほどで改善します。

 

様々な方の接種経験を伺うと、

1回目の接種ではそれほど辛くはなかったが

2回目の接種後は熱が出て仕事を休んだという人が多かったです。

私はまだ2回目の接種が終わっていないのでなんとも言えませんが・・。

 

今回のワクチンは副反応と言って致し方ない症状が多かれ少なかれ発生します。

だるさ、頭痛、筋肉痛、悪寒、発熱、接種部位の腫れ、関節痛、吐き気などです。

この副反応はワクチンに体が反応している証拠です。

このおかげで免疫ができていると言われています。

嫌ですけど我慢しましょう。

大抵は3日ほどで改善しますが、

先ほど記載したとおり2回目の接種後は強く症状が出る人が多いようです。

接種日と翌日は可能であればゆっくり休める状況にしておいた方が良さそうです。

 

発熱や痛みなど辛い時は解熱鎮痛剤の使用は問題ありません

アセトアミノフェンやイブプロフェンが推奨されています

(市販薬のバファリンやイブなど)。

前もって用意しておいた方が良いでしょう。

 

 

長野県の新型コロナワクチン接種アドバイザーチームが

とてもわかりやすい資料を作ってくれています。

是非こちらも参照下さい。

長野県ホームページ:新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種について

 

今後も皆さんの参考になりそうな情報をあげて参ります。

少しでもお役に立てば幸いです。

 

新型コロナワクチンの接種が無事に開始できるように努力しております。

当院のワクチン予約に関しての最新情報はホームページにアップしてゆきます。

随時、最新情報をご確認頂ければ幸いです。

 

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。

 

 

わかまつ呼吸器内科クリニック

若松俊秀

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