こんにちは!長野市にあります、わかまつ呼吸器内科クリニック検査技師の高橋です。
早いものでもう12月ですね!あっという間に時間が過ぎていきます。
私はこの時期になると、第九が聴きたくなります。
12月、特に年末に演奏される機会が多い第九、私も何年か前「12月に第九を聴きたい!!」と思い、
NHKホールまで聴きに行ったことがあります。
第九の正式名称は「交響曲第9番 ニ短調作品125」。
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの9番目にして最後の交響曲です。
有名な第四楽章は合唱が取り入れられていて、フリードリヒ・フォン・シラーの詩
「歓喜に寄す」が用いられています。
なぜ年末に第九が演奏されるようになったのか、調べてみました。
年末に集中して第九を演奏する習慣があるのは日本だけのようです。
戦後間もない1940年代後半、オーケストラの収入が少なく、楽団員たちは年末年始の生活に困っていました。
それを改善するために、当時「必ず人が入る曲目」として人気があった第九を日本交響楽団(現在のNHK交響楽団)が年末に演奏するようになったそうです。
それが好評で定例となったことが発端だと言われています。(※諸説あります)
現実的な理由ですね・・・
しかし「歓喜に寄す」は友人たちとの熱い友情から生まれた詩で、
友情っていいな自由っていいな、という喜び満載の作品です。
ちなみに最初にバリトン歌手が歌う、「おお友よ、そのような音楽ではない」のところだけはベートーヴェンの詩なんですよ!
第九は全曲通すと約70分。
第四楽章が有名ですが、ぜひ第一楽章から通して聴いてみてください!!