院長ブログ

マヨネーズは大丈夫?

2019年02月06日│院長│診療日記

 

最近は低糖質ダイエットが有名になり、

糖質さえ摂らなければ太らないと認識されている方々が多くなりました。

 

 

そんな中、ある方から「マヨネーズは油とタンパク質だから太らないと家族が言っているけどどうなの?」と質問を頂きました。

なるほど鋭い質問だと感心したのですが、すぐに明確な答えができませんでした。 

 

 

私はそれほどマヨネーズが好きではないので詳しく知らなかったので調べてみました。 

 

 

マヨネーズの原料はサラダ油、卵、酢、塩となっています。

 

確かに炭水化物は入っていません。

しかし油がとても多いのでカロリーはとても高くなっています。

なんと100gで667kcal、大さじ一杯(15g)で100kcalもあるのですね。 

 

 

炭水化物が入っていないことによるメリットは、

食べた後の血糖値の上昇が少ないということです。

糖尿病の人が血糖値の上昇を抑えるために炭水化物を抑えるのは良いと思います。

 

しかし太るか太らないかという問題は、

結局はカロリーの問題ですからカロリーの高いものを摂って消費しなければ太ってしまいます。 

 

 

マヨネーズたっぷりのポテトサラダなどは、

炭水化物も油もたっぷり摂取してしまい太りやすい料理となるので注意して下さい。 

 

 

マヨネーズを美味しく食べるなら野菜にかけて食べるのが一番理想的なのだと思います。 

 

 

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。 

少しでも皆さんのお役になれば幸いです。 

 

 

口腔ケアを皆で受けよう

2019年01月16日│院長│診療日記

口腔ケアを皆で受けよう 

 

最近は本ばかりではなく、ネットを通じて医療情報を得ることができるようになりました。

本は自分が選んで買うわけですので、どうしても自分の興味関心が高い分野に集中してしまいますが、

ネットでは様々な情報に接する事ができるのが良いですね。

 

しかしネットの情報は真偽に注意する必要があるため、その情報の出所には十分注意が必要です。

 

今回はそんな情報源から、口腔内細菌について少し記載してみたいと思います。 

 

 

口の中の問題が、実は全身の問題に影響しているらしいということは以前よりチラホラと耳にしていました。

歯周病と肺炎は有名になっていて、

口腔内ケアをしっかり行い肺炎を予防しようという取り組みが行われています。

 

また心筋梗塞の原因となる動脈硬化の部分から歯周病菌が検出されたなんて驚きの報告も行われています。 

 

 

しかし最近はそれだけではなく、糖尿病との関連、認知症との関連なども指摘されているようです。

 

歯周病は歯茎に起こる慢性感染症です。

そこから菌が体内に侵入したり様々な炎症物質が体内に流れてゆく事で、

全身へ悪影響を与えるそうです。

 

もし病気が見つかったとしても、その原因が歯周病とは気がつかない所も恐ろしいですね。 

 

 

最近は腸内細菌がトピックになっていて、

その存在が人体にとても大きな影響を与えていることが分かってきています。

腸の状態を良くするために食事に注意されている方もいると思います。

さらに我々は口腔内細菌にも注意すべきということが分かってきました。

 

これは歯科に受診し口腔ケアを行って頂く事が最も確実な方法です。

 

実は私も遅ればせながら歯科に受診し口腔ケアを開始して頂きました。

 

幸い問題となる虫歯や歯周病はなく、さらに口腔内の状態を良くするために定期的にメンテナンスを行って頂いています。 

 

皆さんも症状がなくてもきちんと口腔ケアを受けて頂くことをお勧め致します。 

 

 

ちなみに、今回の歯周病と全身疾患については、

国立循環器研究センター・循環器病情報サービス「105」歯周病と循環器病というサイトに非常に詳しく記載されています。

ご興味のある方はぜひご覧になって下さい。 

 

 

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。 

神秘の巨大ネットワーク

2019年01月05日│院長│診療日記

皆さんこんにちは、わかまつ呼吸器内科クリニック院長の若松です。 

 

今年もいろいろと情報発信をしてゆきたいと考えています。 

ご興味ある内容であればお読み頂ければ幸いです。 

 

さて今回は未来のお話しです。 

最近はテレビを見ることも少なくなったのですが、

たまたま番組表を見たところNHKスペシャル「神秘の巨大ネットワーク」という番組をやっておりすぐに録画して見させて頂きました。 

 

 

人体の中では様々な情報交換が行われており、

それを解明し活用することで今まで考えられなかったような医療が現実になる夢の様な話でした。 

 

今までも体内ではホルモンという物質が存在し身体の調整を行っている事は分かっていました。

そしてその状態を血液検査などで評価する事もできました。 

 

 

しかし今回の番組で取り上げられた話は、もっと全身の臓器や細胞のみならず

癌細胞までもがミクロゾームやメッセンジャーRNAなどを利用して様々な情報発信をしており、

その声なき声が身体をコントロールしているというものでした。

 

逆にこの声を聞いて理解することができれば、人体の様々な情報を得る事ができます。

 

今までは、痛い、眠い、ダルい、疲れたなどの感覚は自分にしか分からなかったのですが、

細胞達の声を理解することができれば検査で明確に評価することもできるでしょう。

 

 

自分の体は今休んだ方が良いのか運動すべきなのか、

何を食べるべきなのか止めるべきなのか、

などなど最適な方法を知り体調管理する事が可能になるはずです。

 

 

またどこに病気があるのか、

どんな状態なのか、

どうすれば良いのかも明確になってゆくでしょう。

 

 

当然として管理が行き届いた身体は健康寿命も延びるはずです。 

 

 

 

あと5年から10年もすれば医療の世界も様変わりすると思います。

こんな凄い技術を駆使して皆様に新しい医療を提供できればと夢見ています。 

 

 

今年もいろいろと面白そうな情報を記載してゆこうと思います。 

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 

 

「はたらく細胞」は面白いよ!

2018年12月10日│院長│診療日記

「はたらく細胞」は面白いよ! 

 

 

今回は少しくだけた内容です。 

 

どこで知ったか忘れてしまいましたが、「はたらく細胞」という漫画を読むようになりました。

最近、とても人気のようでアニメ化もされたようですね。 

 

体の中の細胞達を擬人化して、その健気な働きぶりを漫画にしています。 

 

私が文章にしてしまうとなんだが陳腐な印象ですが、白血球や赤血球をはじめとして様々な細胞が、

自分達が生きている社会(人体)を正常に機能させるために一生懸命働いている姿が描かれています。 

 

 

実際のところ、我々の身体は日々様々なトラブルに見舞われていますが、

それを細胞達が様々な犠牲を払いながら、元の健康な状態を維持しようと一生懸命頑張ってくれています。

 

怪我をしても風邪を引いても通常は無事に通常な状態に戻ってくれます。

そのために身体がこれだけ犠牲を払いながら頑張ってくれているのを知るのは貴重な機会ですね。

 

 

私も医者でありながらこの漫画を読んで気付かされることがありました。 

 

残念ながら我々人間は、常に体に良い事をするようにはできていません。

これは人間の脳が現代の飽食の時代、

動かなくても良い時代に対応しきれていないためと思います。

 

欲望のままに生きてしまうと、食べ過ぎ飲み過ぎ、運動不足、睡眠不足などをやってしまい、身体は大きな犠牲を払うことになってしまいます。 

 

 

大事な自分の身体の細胞達が少しでも幸せになってくれるように、

私達自身が自分の体をいたわってあげる気持ちが大事ですね。 

もし興味を持たれたらぜひ一度お読みになってみてはいかがでしょうか? 

(当院にもいずれ揃えてみたいと考えています!) 

 

 

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。 

体重減らなくても運動はスゴイ!

2018年11月28日│院長│診療日記

また運動の素晴らしさについて報告させて頂きます。 

 

 

最近は、医療系の情報サイトが充実しており、すぐに最新の情報がアップされ勉強できるのでとても助かっています。 

 

本日は、「肥満でも健康でいるためには、運動継続が条件」というデータが出たというのでご報告させていただきます。 

 

 

米テキサス大学のGrace Liu氏が学会報告した内容ですが、太っていても心肺機能が高い人は、

肥満で運動しない人と比べて安静時の脈拍数や体脂肪、徐体重脂肪、心機能の数値が良好だったそうです。

 

これまでの研究から、たとえ肥満であっても健康状態が良好な人は心疾患による死亡リスクが低く、

余命は適正体重の人と変わらないことが示されています。 

 

 

すなわち体重だけ見れば肥満の人でも、しっかり運動をして心肺機能が良好であれば健康的に長生きできるという嬉しい内容です。 

 

当院に受診されている方に、一生懸命運動しているけど体重が減らなくて困っているとお話になる方がいますが、これで運動をしっかり継続して頂くだけでも十分健康に役立っていますよと自信を持ってお答えすることができます。 

 

 

やはり筋力がしっかりあると、基礎代謝が上がり血糖値は下がり姿勢は良くなり活動的になれます。

良い事ばかりですね。 

 

 

ここ最近、運動のメリットが沢山報告されています。

運動の効用はますます注目されてゆくでしょう。

 

 

皆さんもぜひ日常生活に運動を取り入れて元気に長生きしましょう! 

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。 

寿命は延びるのか?

2018年11月17日│院長│診療日記

先日、面白い記事を読みました。

 

老化の研究をされてきたジュディス・キャンピシ教授へのインタビュー記事です。

 

現在は老化を遅らせる薬が開発されてきているそうです。

この先生はその薬を開発されている方です。

そうなると気になるのが、一体人間は何歳まで生きられるかということですね。

 

 

しかしその先生のお話では、老化を遅らせるということは健康寿命を延ばすということであり、寿命を延ばすということではないそうです。

 

 

現在の医療の常識ではやはり最長でも115年位が寿命の限界と言われているようです。

今の我々にできる事は、これからの100歳時代にいかに元気に寿命を全うするかということです。

 

長く生きることができても、好きなこともできず病院通いばかりではイヤになってしまいますよね。

 

残念ながらまだ老化を遅らせる薬が実用化するには、まだまだ時間がかかるようです。

 

今の我々にできる事は、確実に健康に良いと分かっていることをしっかり継続することです。

それは体に良いものをしっかり選んで適量食べ、定期的に運動することです。

ありきたりな結論で申し訳ありませんが、もう少しすればお薬で老化を遅らせる時代が来るでしょう。

 

凄い時代が来ますね。一緒に頑張りましょう!

 

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。

また皆様のお役に立つような情報を書いてゆきたいと思います。

これからもよろしくお願い申し上げます。

 

運動って本当に大事なんです!

2018年10月27日│院長│診療日記

運動って本当に大事なんです! 

 

先日、学会で勉強してきたことについて、また少し報告したいと思います。 

 

前回に引き続いて運動の重要性についてです。 

まず体力の重要性について指導がありました。

実は死亡の危険率では太っている痩せているという問題より体力があるかないかで差が出るそうです。

 

 

フィットネスをして体重の変化・体力の変化で比較したところ、なんと体重は関係なく体力が増加した人ほど死亡率が低かったそうです。

 

別の報告では体力の低下している人は中年期ですでに脳体積低下を認めているそうです!

逆に週2回以上運動していると、アルツハイマー病は0.38倍、認知症は0.48倍までリスクが下がるそうです。

 

さらに有酸素運動は海馬のサイズを優位に増大させるそうです(海馬とは大脳の一部で記憶に重要な役割を果たす場所です。

認知症では海馬の減少が認められます)。

 

なんだか運動しないことが恐ろしくなるような話ですね。 

 

また筋肉が少ないことによる弊害も教えて頂きました。

筋肉と肝臓は血中の糖質を蓄積する力を持っています。

そのため筋肉量の多い人はそれだけ糖質を筋肉に吸入してくれます。

すなわち血糖値が良好に保たれやすいのです。

 

逆に筋肉が少ない人は、肝臓だけで血糖を処理しなければいけないため、

血糖値が上昇しやすく、処理しきれなかった糖質は肝臓に溜まって脂肪肝の原因となります。

 

痩せているのに脂肪肝を指摘されたことがある人は、ひょっとすると運動不足のため筋肉が少なく、

すぐに脂肪肝になってしまう状態なのかもしれません。 

 

今回講義をして下さった先生は、運動不足は喫煙と同じくらい身体に悪いと力説されていました。 

 

さあ運動不足を認識している皆さん、頑張って運動を始めましょう! 

何も難しい運動をする必要はありません。

万歩計を付けて8000歩以上を目標に歩けば良いそうです。

 

 

通勤、家事、買い物、などなど様々な機会を使って身体を動かしてゆきましょう。

きっと血圧や血液検査の結果も良くなるに違いありません! 

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。 

ビタミン剤は気をつけて活用しましょう!

2018年10月10日│院長│診療日記

ビタミン剤は気をつけて活用しましょう! 

 

ある医師(酒井健司先生)の記事を拝見したところ、 

「ビタミン剤「たくさん取れば健康になる」という誤解」という記事がありました。 

 

昨今は健康志向の強まりと共にサプリメント流行りです。

ドラックストアへ行けば沢山のサプリメントがありますし、ネットでもサプリメントを推奨するサイトはたくさんありますね。

サプリメントは健康のために必須という印象すら与えています。 

 

 

今回の記事では少し古いですが、1994年にニューイングランドジャーナルという権威ある雑誌に載ったレポートが紹介されていました。 

 

肺癌のリスクの高い方を集めて、

 

ベータカロチンとビタミンEを摂取する群、

ベータカロチンのみ摂取する群、

ビタミンEのみ摂取する群、

プラセボのみの群に分けて試験が行われました。

 

結果としてはベータカロチンを摂取していた群に肺癌の発症率が上がってしまったそうです。 

 

 

この原因はまだ解明はされていないそうです。

 

しかしビタミン剤は全て安全という認識は捨てて頂いた方が良いでしょう

(もちろん必要なケースもあると思います。その際はしっかり知識と経験を持った人と相談し取り入れるべきだと思います)。 

 

またバランスの良い食事が取れないので、足りない分をサプリメントで補うという考えも危険かもしれません。

 

野菜や果物が体に良いと言うことは間違いない話ですが、

それを加工してしまうと(例えば果汁100%ジュースなど)、

その利点が得られないそうです(摂らないよりは摂った方が良いかもしれませんが・・)。

 

食物はそのままの形を活かして摂取することで、身体に良い効果を現してくれると言うことですね。 

 

面倒くさい気もしますが、便利になりすぎた現在の食生活を見直すきっかけにして頂ければ幸いです。 

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。 

 

 

 

ビタミン剤に効果はあるの?

2018年09月22日│院長│診療日記

ビタミン剤に効果はあるの? 

 

6月の事ですが、lifehackerというサイトに「マルチビタミンは効果があるの?」という記事が載っていました。 

この記事にあるとおり、最近は健康維持のためにビタミン剤を摂取することが普通になっています。

 

 

しかし思い出してみればこのような状態になったのはここ10年くらいではないでしょうか。

恐らく健康意識の高まりと共に、ビタミン摂取も話題になる様になりました。

 

またビタミン以外にも健康食品と言われているものが沢山出て来ました。

これらについては良いと言う人と意味が無いと言う人がいてどちらが正しいのか判断に迷ってしまうケースが多々あります。 

 

 

私としては健康食品についてはあまり信用していないのですが、ビタミンやミネラルのサプリメントについては悩むことがあります。

今回引用した記事には、ある論文の結論としてサプリメントを服用することによる全体的なメリットはないと結論づけていました。

 

しかし、これらのサプリメントを使用して患者さんのために一生懸命診療されている先生もいます。

私も数人の先生を存じ上げていますが、信念を持って診療をされている方々です。 

 

 

実際はどちらが正しいのでしょうか?残念ながら私もまだ結論は持っていません。

医師である私も悩んでいるくらいですから、皆さんも判断は難しいのではないでしょうか。

しばらくは一緒に悩みながら必要そうなものを少しだけ使用してゆく状況が続きそうな気がします。 

 

サプリメントについてお悩みの場合はご相談下さい。一緒に悩ませて頂きます。 

 

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。 

 

物忘れについて

2018年09月01日│院長│診療日記

物忘れについて 

 

ここ最近、何度か患者さんから物忘れについて相談がありました。 

人の名前がすぐに出てこない!とか、大事なものをどこに置いたが忘れてしまった!などです。 

 

確かに今までスッと思い出せたことがすぐに出てこないと不安になりますね。 

物忘れが認知症の初期症状ではないかと心配されている方は多いのではないでしょうか。 

 

私は神経内科の専門医ではないため細かい説明はできませんが、単なる物忘れと認知症の違いをご理解頂けると安心頂けると思います。 

そのポイントとは、“忘れてしまった”と自覚のある場合は大丈夫ということです。 

 

人や物を憶えているけど名前が出てこない、ある物を何処かに置いたはずだけど思い出せない、などは単なる物忘れですので大丈夫です。 

わたしも薬の名前がすぐに出てこなくて右往左往することあります。 

(今も右往左往という言葉が思いつかなくて辞書で調べました) 

 

認知症の場合は、人や物そのものを忘れてしまっている、物を置いたということも忘れてしまっているという形になります。 

 

 

物忘れもできれば回避したいところですが、やはり全てを憶えていることなどできません。特に現代社会はインターネットの普及もあり情報が氾濫しています。とても憶えきれる情報量ではありません。脳が保持しきれない情報を削除してしまうことは致し方ないのです。 

 

しかし大事な自分の脳を一生涯良好な状態に維持する努力も必要です。これはまた別の機会に書きたいと思います。 

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。 

 

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