こんにちは、長野市にあります、わかまつ呼吸器内科クリニック事務の伴です。
秋です!寒い季節に入ってきました。クリニックにも風邪をひかれた方が多く来院されるようになりました。これから冬に向けてインフルエンザやノロウィルスの患者さんが増えてきます。みなさま外出にはマスク着用、帰宅後にはうがい手洗いを徹底して健やかに寒い季節を乗り切りましょう!
さて先日柿を干しました。長野県で干し柿というと南部の市田柿が有名です。柿暖簾として秋の風物詩の代表です。
干し柿とは、簡単にいうと渋柿を渋抜きしたドライフルーツです。甘柿を干しても干し柿の甘さには勝てないそうです。
私は昔から、あんな渋い柿がどうして干すだけでこんなに甘くなるのかと不思議に思っていました。
「柿が赤くなれば医者は青くなる」といわれるように柿は栄養価の高いフルーツとして有名です。その柿を干し柿にするとビタミンAが多くなり食物繊維も増加するそうです。疲労回復、むくみ、二日酔い高血圧、脳卒中の予防に良いそうです。
ただ糖分は生柿の4倍になり、カロリーは1個あたり100K㎈だそうです。疲労回復にはうってつけですね、、、
うちでは平核無柿という品種を使います。名前の通り核(種)が無い柿です。干し柿には最適です。
まず皮むきします。
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こんなに皮が!!
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このようにへたは残してつるつるに剥きます。このへたをビニールひもにひっかけ、柿が重ならないように吊します。
これで柿すだれの出来上がりです。
その後2週間ぐらいしてから、柿を揉みます。(柔らかにするためです)もう2週間くらいすると表面に白い粉がふきます。柿の糖分が表面にでてきたものです。屋内に取り込みます。これで干し柿が完成です。
干し柿は好き嫌いが分かれますが、みなさんはお好きでしょうか?
残念ながらまだ干してから日が経っておらず完成品の画像はございません。また次の機会にご紹介できればいたしますね。それでは!!